「家で歌ってみたの録音がしたい」「深夜に爆音でモニターを鳴らしてDTMをしたい」「配信がしたい」
インターネット音楽活動者にとって、避けて通れないのが「防音・楽器可物件探し」です。
音楽大学や芸術系の学校があるエリアには、自然と24時間演奏可能なプロ仕様の防音マンションが集まります。
防音仕様・楽器可の物件は、同じ広さの一般物件と比べて1〜2万円程度高くなることが多いです。
ワンルームでも家賃8万円台からというイメージを持っておくと、相場感がつかみやすくなります。築年数が古い物件であれば、防音性能と家賃が必ずしも比例しない場合もあります。他にも、専有面積・階数・最新の空室状況によって家賃は変動するため、最終的には各物件サイトで最新情報をご確認ください。
今回は、主要な防音マンションブランドの展開実績を踏まえ、東京・神奈川・埼玉・千葉の厳選エリアを「目的・予算別」にご紹介します!
※各エリアの家賃帯は、実在の防音マンション物件の賃料例をもとに記載しています(1K/1LDK目安)
1. 物件数重視
まずは、物件の選択肢が豊富で、音楽活動の拠点として間違いない定番エリアです。
練馬・江古田エリア(西武池袋線など)
- 家賃帯: 軽め〜中間
- 目安:1K 6万円台〜10万円程度/1LDK 14万円台〜19万円程度
- 主な周辺大学: 武蔵野音楽大学、日本大学芸術学部(日芸)
そもそも「練馬区」は東京23区の中でも物件が多いエリアになります。その中で、古くから「音大生の街」として知られる江古田周辺は、防音物件の母数が非常に多いエリアです。24時間演奏推奨の本格防音マンションブランドも複数展開されています。家賃も都心に比べると現実的な水準で、初めての一人暮らしにもおすすめです。
💡 ひばりヶ丘駅(急行停車駅)まで広げて探すのもおすすめ!
同じ西武池袋線の「ひばりヶ丘」まで行くと、都心へのアクセス(池袋まで約15分)を維持しつつ、さらに家賃を抑えて本格防音マンションを探せます。
中野・高円寺エリア(JR中央線)
- 家賃帯: 中〜高め
- 目安:1K 10万円台〜17万円程度/1LDK 17万円台〜25万円程度
ライブハウスやスタジオが密集する、音楽カルチャーの聖地。クリエイターやバンドマンが昔から多く住んでいるため、不動産会社も防音物件の扱いに慣れています。クリエイター同士の繋がりや、インスピレーションを得やすい刺激的な街です。
溝の口・高津エリア(東急田園都市線・大井町線/JR南武線)
- 家賃帯: 中間
- 目安:1K〜2LDK 9万円台後半〜17万円程度
- 主な周辺大学: 洗足学園音楽大学
神奈川エリアで探すならここはおすすめです。渋谷まで乗り換えなしで一本という最強のアクセスを誇りながら、東京23区内よりも少し広めの間取りが狙えます。駅周辺のスタジオ環境も充実しており、生活利便性とのバランスが抜群です。
2. コスパ&広さ重視
「広い部屋がいい」という方には、都心から少し離れたエリアがおすすめです。
立川・玉川上水エリア(多摩モノレール/西武拝島線など)
- 家賃帯: 安め
- 目安:ワンルーム〜1K 4万円台〜7万円程度/1LDK 7万円台〜10万円程度
- 主な周辺大学: 国立音楽大学
都心からは距離がありますが、その分家賃に対する部屋の広さが圧倒的です。都心の1Kと同じ予算で、1LDKなどの広々とした防音物件を確保できることも。楽器や歌の録音時に毎回外のスタジオを借りる費用を考えれば、このエリアの防音室付き物件に住む方がトータルコストを抑えられます。
志木・朝霞エリア(東武東上線)/板橋・成増エリア
- 家賃帯: 安め〜中間(板橋は中間)
- 目安:志木・朝霞=1K〜1LDK 8万円台〜15万円程度
板橋=1K〜1LDK 14万円台〜21万円程度
東武東上線沿線は、近年新築の本格防音マンションが続々と建設されている大注目の穴場です。
埼玉県(志木・朝霞・和光)まで出ると家賃を一気に抑えられます。和光・成増には地下鉄も通っており、有楽町線・副都心線も利用できます。新築・築浅物件が多いため、遮音性能だけでなく、高速インターネット回線(10Gbpsなど)が最初から引き込まれている物件が多いのも、大きなメリットです。
※ 板橋エリアについて:JRの板橋駅自体は埼京線の駅で、下板橋・中板橋・上板橋が東武東上線沿線です。また、東武東上線沿いは下赤塚・大山・成増あたりも該当します。「東武東上線沿線」でまとめて探す際は、この点を念頭に置いておくと迷いにくいです。板橋区も物件の多いエリアです!
3. アクセス&環境重視
ある程度予算に余裕があり、都心へのアクセスや配信・収録環境のクオリティを最優先したい方向けのエリアです。
世田谷エリア(経堂・赤堤・千歳烏山など)
- 家賃帯: 中〜高め
- 目安:1K〜2LDK 13万円台〜28万円程度
- 主な周辺大学: 桐朋学園大学(千歳烏山から通学圏内)
閑静な高級住宅街でありながら、実は最新スペックの本格防音マンションが点在しています。千歳烏山周辺はクラシック系の学生にも人気。世田谷エリアの最新防音マンションはネット回線が速いところも多く、大容量の音源データ送受信や高画質配信をする活動者にとってストレスフリーな環境が手に入ります。
仙川エリア(京王線)
- 家賃帯: 中間
- 目安:1K 6万円台〜14万円程度(防音室付きは10万円台が中心)
- 主な周辺大学: 桐朋学園大学(音楽部門)
調布市にあるクラシック寄りの落ち着いた街です。ピアノや声楽、弦楽器向けの物件が見つかりやすく、上品で静かな環境で制作に没頭したいクリエイターに向いています。隣駅の千歳烏山(世田谷区)と合わせて検討するのがおすすめです。
早稲田エリア(新宿区)
- 家賃帯: 高め
- 目安:1K〜2K 12万円台〜18万円程度
山手線エリアにほど近い都心でありながら、学生街としての側面もあるため一人暮らし向けの防音マンションが存在します。「基本は宅録だけど、打ち合わせやスタジオ移動が多いから新宿・渋谷周辺にすぐ出られる場所にいたい」というアクティブな活動者に最適です。
中目黒・代官山エリア
- 家賃帯: 非常に高い
- 目安:1K 14万円台〜17万円程度/1LDK 23万円台〜31万円程度
- 主な周辺大学: 東京音楽大学(中目黒・代官山キャンパス)
音楽レーベル、プロ専門スタジオ、芸能事務所が集まる日本のエンタメの中心地。家賃帯は非常に高いですが、プロの第一線で戦うクリエイターや、すでに知名度のあるインフルエンサーにとっては「立地そのものが強力なステータス」になる憧れのエリアです。
⚠️ 千葉エリアで探す際の注意点
千葉県は、東京・神奈川・埼玉と比べると、現時点で防音マンションブランドの展開数が少ないエリアです。確認できる物件も「千葉駅周辺」などに限定されているため、空きが出たらすぐに埋まる激戦区となります。
もし東京方面への通勤・通学、あるいはスタジオ通いを前提にしている場合は、選択肢の多さを考えて他の1都2県(特に埼玉や神奈川の主要沿線)と比較検討することをおすすめします。
エリア選びのポイント 交通費・時間
- 学校や職場
- レッスン教室
- スタジオやライブハウス
などの場所も考えて選ぶのがおすすめです。特に学校や職場はほぼ毎日通う場所だと思います。学校や職場が都心の場合、交通費を考えると、家賃が多少高くても都心に住むほうが最終的にはお得なこともあります。学生は通学定期で安く通えると思いますが、社会人の方は通勤手当が支給されても全額ではない場合もあるかと思います。また、一定の非課税限度額を超えた分が所得税の課税対象になったり、社会保険料の計算においては通勤手当も算定対象に含まれます。職場の近辺でも物件を探してみてください。
また、通学・通勤時間もぜひ視野に入れていただきたいです。
片道30分…往復1時間
片道1時間…往復2時間
たった1日でも1時間の差が生まれます。週5日、1か月に20日通学・通勤する場合、それだけで20時間の差が生まれます。年間にすると、なんと240時間の差です!10日分の時間が生まれます。
この時間を作業や睡眠時間に充てることで、さらに充実した生活に繋がるかと思います。
最後に
理想のエリアは見つかりましたか?
物件数の多いエリアを「区」で見ると、
1.練馬区
2.板橋区
3.世田谷区・豊島区
といった感じでしょうか。
もちろん、ここに載っていないエリアにも防音物件はあります。いろいろ探してみてください!
それではみなさま、良い音楽ライフを



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